コンビニ最大手のセブン―イレブン・ジャパンが、インターネットで注文を受けてから最短30分で商品を自宅などに届けるサービスを、25年度までに国内ほぼ全店舗の約2万店に広げる方針であることが24日分かった。新型コロナ流行に伴う外出自粛などで宅配需要が高まっており、収益の拡大につなげる。

 北海道、東京、広島の計約550店舗で試験実施しており、21年度中に3都道県を中心に約千店に広げる計画。店舗オーナーの判断に委ねるが、25年度までには大半が導入する見通し。

 利用には会員登録が必要。注文は専用サイトなどで千円(税抜き)以上から受け付け、330円の配送料がかかる。(共同通信)