コンビニ大手のセブン―イレブンで、フランチャイズ加盟店の従業員に長期間、賃金の一部の未払いが発生していたことが10日、分かった。セブン―イレブン・ジャパン本部が提供している賃金計算プログラムのミスが原因で、総額は少なくとも4億9千万円に上るとみられる。セブンは10日午後に東京都内で記者会見し、経緯を説明する。

関係者によると、加盟店従業員の人件費はオーナーが負担することになっているが、給与計算や明細の作成、振り込みなどを本部が代行している。こうした店舗で本部側の給与計算式に誤りがあり、従業員に対する手当の一部が正確に加算されていなかったという。(共同通信)