ファミリーマートとパナソニックは2日、人工知能(AI)やIoT(モノのインターネット)を活用した次世代型コンビニの実験店舗を横浜市都筑区にオープンし、報道関係者らに公開した。人手不足が深刻化し、24時間営業の見直しを求める声が上がる中、店舗運営の効率化に取り組む。顔認証で買い物が可能で、レジ業務の時間や人手を省けるのが特長だ。

店舗は「ファミリーマート佐江戸店」で広さは約250平方m。パナソニックの研究開発部門などが入る施設のそばに開業した。店舗の一角には顔認証で入店し決済できるシステムを導入。利用客が商品を台に置き、カメラを見つめると、顔を認識する。(共同通信)