ファミリーマートやゆうちょ銀行は3日、名古屋市のファミマの店舗で、大垣共立銀行(岐阜県大垣市)の現金自動預払機(ATM)「ゼロバンク」を「ゆうちょATM」に切り替えたことに伴う式典を開いた。

ファミマは全国のコンビニで、平成31年2月までにゆうちょATMを約3500台導入する計画。ゆうちょ銀の口座とキャッシュカードを持っていれば、終日無料で現金引き出しなどの手続きができる。

今回の店舗は、ファミマとの経営統合に伴い昨年9月にサークルKから衣替えした。式典で、ファミマの沢田貴司社長は「統合以来、全社一丸となってブランドの転換をしている」と説明した。

サークルKは大垣共立銀と提携し、ゼロバンクを使っていた。大垣共立銀のキャッシュカードでは引き続き、ファミマに設置されたゆうちょATMをゼロバンクと同様の手数料で利用できるという。(産経ニュース)