ファミリーマート(東京都)は31日、全国のココストアの営業を終了したと発表した。最後の店舗は沖縄県宮古島市の宮古砂山店と宮古松原南店で、同日午前9時までに閉店。今後は開店準備が整い次第、順次ファミリーマートとして営業を再開する。

沖縄のココストアは、店内調理パンなどを買い求める固定客も多く、106店舗が営業していた。県内コンビニ店舗数では3位だった。

沖縄のコンビニ業界最大手、沖縄ファミリーマートは269店舗を展開し、今回の看板替えなどで来年2月までに320店舗まで増える見通し。猛追するローソン沖縄は191店で、200店舗を目指している。

2018年にもコンビニエンスストア国内最大手のセブン―イレブン・ジャパンが沖縄に進出することを表明しており、業界の競争の激化が予想されている。(沖縄タイムス)