ローソン転換後も「焼きまんじゅうの販売は継続」 群馬で全店閉鎖のセーブオン 地元の“ソウルフード”
群馬県内で運営してきた159店舗が31日にすべて閉店し、多くが大手コンビニエンスストア「ローソン」に転換する「セーブオン」(前橋市亀里町)は、10月4日にオープンするローソン伊勢崎緑町店(伊勢崎市緑町)で県を代表するソウルフードで人気商品の「焼きまんじゅう」を販売すると発表。
伊勢崎緑町店と、同じ日にオープンするローソン前橋南インター店(前橋市新堀町)で、ローソンとセーブオンのロゴを併記した看板を設置することも明らかにした。
焼きまんじゅうは、セーブオンの前橋力丸店(前橋市力丸町)や吉岡上野田南店(吉岡町上野田)など5店で販売され、ローソンにリニューアル後も販売されるか注目されていた。
5店での販売継続はしないが、ローソン広報担当によると、電話などの問い合わせで「続けてほしい」との要望が多かったため、店舗面積が広い伊勢崎緑町店で新たに扱うことになった。セーブオン広報担当は「焼きまんじゅうを残せるようになった。多くの方に食べてほしい」と期待を寄せている。
ローソンに転換した他の店舗で焼きまんじゅうの販売を拡大していくかは「協議、検討もまだしていない」(ローソン広報担当)という。(産経新聞)