ミニストップ、業績低迷で韓国から撤退…現地子会社を韓国ロッテに売却
ミニストップは、韓国でコンビニを展開する子会社「韓国ミニストップ」を韓国ロッテに3133億ウォン(約305億円)で売却すると発表した。
1990年から30年以上営業してきた韓国から撤退する。日本国内や、成長が見込まれるベトナムの事業に経営資源を集中する。
ミニストップは韓国で約2600店を展開し、日本の約1970店より多い店舗網を築いている。ただ、韓国ミニストップは、2021年2月期に2期連続の最終赤字を計上するなど、業績が低迷していた。
フィリピンでも、保有するコンビニ運営会社の株式を、合弁相手の現地企業に売却する。中国・青島からも昨年撤退しており、海外事業の見直しを進めている。(読売新聞)