コンビニ大手のファミリーマートが良品計画が手がける「無印良品」の販売を終了させることが30日、明らかになった。
ユニー・ファミリーマートホールディングス(HD)は無印良品シリーズの販売が低迷してきたため、取扱商品を見直した結果としている。
良品計画は自社ホームページで、ファミマへの商品供給を28日で終了したと告知した。ファミマでは約1万7千店の全店で日用品や衣料品、化粧品など80品目を取り扱うが、在庫がなくなり次第、販売を終える。今後は「客のニーズに合う商品に変えたい」(ユニー・ファミマHD広報)としており、自社プライベートブランド(PB)の衣料品を含め、日用品の品ぞろえを充実させる。
無印良品は西友のPBとして昭和55年に誕生。西友ストアーのコンビニ部門だったファミマでの販売もブランド設立初期から開始し、平成元年に良品計画設立後も取引が続いていた。(産経新聞)