セブン&アイ・ホールディングスは4日、コンビニエンスストアのセブン-イレブンで使えるスマートフォン決済「7pay(セブンペイ)」で第三者の不正アクセスによる支払いの被害があったと疑われる人数と金額が、同日午前6時までで、約900人の計約5500万円に上ると発表した。
同社によると、2日に顧客から「身に覚えのない取引があったようだ」との問い合わせを受けた。3日に社内調査を実施した結果、不正利用が発覚。クレジットカードおよびデビットカードによるチャージを停止したという。
同社は「本件で被害にあわれたお客さまには、全ての被害に関して補償を行う」としている。
セブンペイはスマホアプリに表示されるバーコードをレジで読み取ると、チャージしておいた電子マネーで支払いが済む決済方法。同サービスは1日に始まったばかりだった。
問い合わせ先は、7payお客様サポートセンター緊急ダイヤル、0120・192044。(産経新聞)